STORY

第2話 ミスコンセプション「誤想」

文芸部の部室では、安藤が部員たちに『二つ名』についてレクチャーをした後、それぞれの二つ名を考えるという暇つぶしが行われていた。そこに工藤が現れ、なんと安藤に付き合って欲しいと告白をする。安藤が勝手に考えた工藤の異能名を知らせる手紙をなぜかラブレターと勘違いしてしまったらしい。困惑する安藤をよそに工藤は暴走、安藤を『ダーリン』と呼び、メアドも安藤とのカップル仕様に変える始末。勘違いだと指摘するタイミングを逃してしまった安藤は工藤の勢いに流されっ放し。
安藤と工藤のバカップルぶりを見た文芸部の面々は、安藤に冷たく当たるようになる。きちんと工藤の誤解を解かなければと心を決める安藤。事実を知った工藤はショックを受けながらも気丈に振る舞う。誤解の元となった異能の命名の理由を尋ねる灯代に、安藤は異能について孤独に悩んでいたはずの工藤に自分たちと同じ仲間だと感じて欲しかったのだと告白する。

脚本:大塚雅彦
絵コンテ:大地丙太郎
演出:宮島義博
作監:平田雄三