STORY

第11話 キューピッドエラー 「存在」

毎年恒例の櫛川家との合同家族旅行で海にやってくる安藤。この旅行で安藤を振り向かせようと決意した鳩子は、雑誌で読んだモテ技をマニュアル通りに半ば強行で実行するが、全て空回り。挙げ句の果てに日射病で倒れてしまう。夜になってふたりきりで話す鳩子と安藤。鳩子は安藤が自分のことを特別だと思ってくれていることを知るが、その感情が恋愛感情になることはないのだと気付く。一方、安藤不在の間、自棄になってひとりでプールに行って散々な目にあった灯代のもとに、安藤からお祭りに行かないかと電話がある。
お祭り当日、いつも以上に自分に優しい安藤にどぎまぎする灯代。しかし後になってから、安藤が灯代と鳩子の間に何かあったのではないかと気遣って優しくしていたのだと判り拍子抜けする。安藤と話すうちに、自分の気持ちに素直になるべきと気付いた灯代は、ようやく安藤を好きだということを自認する。翌日、工藤から連絡があったという彩弓から召集がかかり、部室に集まる部員たち。そこに工藤が現れ、突然攻撃される。

脚本:樋口七海
絵コンテ:望月智充
演出:宮島善博
作監:平田雄三